ごきげんようM島です。
商談が成立するには、いくつかの要因がございます。
私の場合は相手に最終的に買って欲しい金額は言わないし、悟られないように
しています。
私の後に月末の売り込みに行っている営業の内容を聞くと、
まず、店長からなんぼ(いくら)買ってもらいたいんや。
と言われOOO万円です。と答えて金額を言ってしまっているのです。
買う金額が決まるとリストの商品を値切りに値切られ
商品を全て買ってもOOO万円に到達しない。
結局リストの商品を全部売ってもOOO万円に到達できない。
仕方なく現行商品を安く売る、その次は良く売れる商品を安く売る。
買う側は例えば300万円買って欲しいとなれば、まずリスト商品を
徹底的に安く仕入れます、(この時欲しくない商品は除外したりする)
出来るだけ300万円より下の金額で商談を終わらせます。
仮に150万円リストから購入したら、売る側は150万円分在庫のある
定番商品や流通商品を買ってもらうようにするのですが、
ここからが買い手の腕の見せ所ですが、
先月の月末買い込みで10本60万円のマットレスを今回20本110万円で買うから、
と迫ります。
若い営業マンなどは一気に後40万円売ればいいからと快諾します。
これを続けると次回は25本130万円、その次は30本150万円と、
この悪循環で売る側は利益がどんどん少なくなる、
買う側は利益を確保しながら、他店より、安く販売できるようになるのです。
商売、販売はこんなやり取りもあり、より安く商品を提供する舞台裏です。