新井家具ベッド館 & 東京ショールーム STAFF blog

新井家具ベッド館のスタッフブログです。東京ショールームの様子も更新します!!

売れる営業と売れない営業 その5

ごきげんようM島です。

 

商談が成立するには、いくつかの要因がございます。

私の場合は相手に最終的に買って欲しい金額は言わないし、悟られないように

しています。

 

私の後に月末の売り込みに行っている営業の内容を聞くと、

まず、店長からなんぼ(いくら)買ってもらいたいんや。

と言われOOO万円です。と答えて金額を言ってしまっているのです。

 

買う金額が決まるとリストの商品を値切りに値切られ

商品を全て買ってもOOO万円に到達しない。

結局リストの商品を全部売ってもOOO万円に到達できない。

仕方なく現行商品を安く売る、その次は良く売れる商品を安く売る。

 

買う側は例えば300万円買って欲しいとなれば、まずリスト商品を

徹底的に安く仕入れます、(この時欲しくない商品は除外したりする)

出来るだけ300万円より下の金額で商談を終わらせます。

仮に150万円リストから購入したら、売る側は150万円分在庫のある

定番商品や流通商品を買ってもらうようにするのですが、

ここからが買い手の腕の見せ所ですが、

先月の月末買い込みで10本60万円のマットレスを今回20本110万円で買うから、

と迫ります。

 

若い営業マンなどは一気に後40万円売ればいいからと快諾します。

これを続けると次回は25本130万円、その次は30本150万円と、

 

この悪循環で売る側は利益がどんどん少なくなる、

買う側は利益を確保しながら、他店より、安く販売できるようになるのです。

商売、販売はこんなやり取りもあり、より安く商品を提供する舞台裏です。