ごきげんようM島です。
シOOOも対抗策でノルウェーの別のソファ商品と契約して、フィヨルOブランドとして、販売を始めます。
各得意先からOコーネス商品を引き上げメーカーに返品して、
フィヨルOのソファと入れ替える。
これは全得意先対象ですから、大変な作業です。
ソファと書いていますが、両方ともパーソナルチェアが中心商品で
このあと、しのぎを削ることになります。
私は両方の工場に訪問していますが、両者を比べるとOコーネスのほうが、商品が
よいので、Oコーネスの展示拡販が広がるにつれ、フィヨルOは売上を落として行き
日本の家具メーカーもパーソナルチェアを開発してきて、特にカリモクの参入が
よりフィヨルOの売上を落とすことになります。
パーソナルチェア入替え後徐々にOコーネスの展示が増えて
苦戦を強いられます。
シOOOはベッドとリビングの予算があり、ベッドの予算はできても
リビングの予算が厳しくなります。
全体の予算がリビングの落ち込みでなかなか達成しにくくなりました。
この頃にシOOOの親会社は営業のコンサルタントの会社と契約して、
その会社の人員を派遣してきます。
彼らは売上が上昇しないといけませんから、数字にはとても厳しく
数字の詰めで終電がなくなる深夜過ぎまで会議を重ねました。
毎月初めにたてた計画とおり行かないと会議は深夜まで続きます。
数字の足りない部分はどこで埋めるなど、つめていきます。
この頃は現品市をよく開催していました。
現品市とは百貨店やハウジングの催事で展示した戻り商品や廃盤の商品を
神戸の展示場に並べて得意先に来てもらい、仕入れしてもらいます。
この催事は商品の搬入、搬出、伝票を書くことまで営業マンがやります。