新井家具ベッド館 & 東京ショールーム STAFF blog

新井家具ベッド館のスタッフブログです。東京ショールームの様子も更新します!!

マットレス表示法変更 その10

ごきげんようM島です。

今、日本酒業界の業績を回復させているのは、有名な酒蔵(コマーシャルをしている企業)ではなく、地方の小さい酒蔵が純米酒で本当においしい日本酒を造っているからです。

日本全国津々浦々、たくさんの酒蔵がございます。
こちらの純米酒を中心に売上が年々増えています。
海外でも好評で輸出されているのは(最近有名になったところもございますが)、
もともとメジャーではなく、地方で純米酒を作っていたところです。

日本酒の有名な生産地としては兵庫県の灘地区と京都府の伏見地区がございます。
こちらは過去にコマーシャルを大々的にテレビで放映し、今も宣伝力で有名な大きな酒蔵がございますが、(私や日本酒の愛好家から)本当の意味でおいしいなあという純米酒は生まれてきません。
大手酒造メーカーは醸造酒や普通酒を大量生産するのに、設備投資しておられますし、
こちらの商品を製造するのに、手一杯で、手間隙かけておいしい純米酒を生産するのは、
利益面から見てなかなか出来ないのでしょう。

全国に知られていないけど、おいしい純米酒をどうやって世間に知らせていくか。
私は京都のタキモト酒店や大阪の山中酒の店に出向いて酒を購入しています。
この両店はどちらも全国の地酒、特に純米酒を所狭しといろんな種類を販売されています。
特に山中酒の店は3つの部屋自体が超大型の冷蔵庫になっていてその3つの部屋それぞれが、違う温度で管理されているという徹底した、酒店なのです。

その昔、漫画の美味しんぼ海原雄山が<日本酒には未来が無い>と言っていたのを
思い出しますが、海原雄山が百貨店でワインはワインセラーなどで、きちんと温度管理されたところで保管、販売されているが、日本酒は室温で普通に販売している。 という指摘をているのですが、そのときから私は山中酒の店を知っておりましたので、こういう販売店
日本酒の未来を救うのです、、、、と思っておりました。   

弊社でもアンネルベッドや東京スプリングなど、数年前までは世間ではほとんど耳にしなかったメーカーですが、ブランドメーカーを凌ぐ商品作りをして、価格的にも買いやすい商品を紹介してきました。
弊社も国産スプリングマットレスの未来を作る為、
厳しい監視、監査が必要だと思っております。