ごきげんようM島です。
アイビーベッドは倒産して、みんなバラバラになりました。
取締役の中には住んでいた家を会社の保証人として、担保にとられ、
行方がわからなくなった方もおられました。
取締役のO野常務は賃貸に住まわれていたので、会社の負債は抱え込まなくて
よかったみたいです。
九州のOOO.COMに転職され営業をされていましたが、
数年後シOOOが代理店をしていました、ノルウェーのソファメーカーが
日本で独立して直販するときに、そちらの会社の取締役に就任されました。
いろいろなベッドメーカーに転職できなかった人員に連絡をつけて、
営業として採用し百貨店や専門店に派遣し、自身も営業で各地を
まわられました。
その会社の商品拡販につとめて先日その会社を退任されたと聞いています。
広島と金沢営業所には数年前にアイビーベッドで働いていた人材を派遣し、
名古屋は販売会社の社長に就任したかたの一番の部下を配備され、
九州営業所だけは、元アイビーベッドの人員をほとんど採用して、
シOOO販売株式会社がスタートするのです。
話は前後してしまいましたが、
その半年後、営業回顧録 その7に話は戻ります。
通常企業が倒産すると会社の売掛金や財産、在庫は差し押さえられて、
お金にかえて、公共料金を支払ったあとに、残った従業員などに分配される
と言うのが一般的なのですが、シOOOとアイビーベッドには密約と契約書があり、
倒産時には会社の売掛金や財産、在庫はシOOOが有すると取り決めたのです。
従業員には退職金などの一部ももらえない、処遇になっていました。
残っていた従業員の方々は本当に苦労されました。
シOOOに転職した、われわれにもアイビーベッド倒産後は大変な事後処理がありました。