新井家具ベッド館 & 東京ショールーム STAFF blog

新井家具ベッド館のスタッフブログです。東京ショールームの様子も更新します!!

ご相談メール マットレスその3

ごきげんようM島です。

店頭では300台もの展示の中から1種類か2種類、家族でも4種類くらいの
マットレスに絞らないといけません。
時間をかけて、横寝を交えてゆっくりと試してもらいます。
硬さの好みをお聞きしながら、3〜4種類くらいに絞ってもらいます
試して頂いても、よく違いがわからない方もおられます。
最後に何を重要視されているかで、お勧めの商品をもう一度試してもらい、お客様の最高の1本を決定していくのです。

百貨店、量販店に行かれるとほとんどのところのベッド売り場には
メーカーからの派遣販売員(通称マネキン)の方がおられます。
このマネキンの方は派遣されているメーカーの商品を売らないと
給料の減額や契約の解除など生活がかかっていますから、
どうしても自社商品を売り込みます。

売り込むだけならいいのですが、他社の商品を悪くいい、その中には嘘の情報を平気で言っている方もおられます。
他のメーカーのものを見に行っても巧みに自社のコーナーに誘導をする事や、
横にある他のメーカーの悪い事ばかりを言うのはまず、マネキンの方だと、
思われます。

30年ほど前に当時のトップメーカーのマネキンがポケットコイルは
通気が悪いので、結露が起こって直ぐにさびるなどと、言いたい放題していた
時期が長く続きました。

当時は家具、ベッドで900億円前後の売上をしていたのですから、
ほとんどの家具店、百貨店にマネキンを派遣して、
我が物顔で販売していましたが、現在では家具、ベッド売上で200億円台まで、
落ち込んでいます。
ポケットコイルを認めて早く製造、販売に着手していれば、
ベッドは当時から見ると、右肩上がりに売上が伸びています。
完全に戦略の失敗ですね。